ハウスクリーニングを日々実践している現役のプロが技術を伝授致します。

壁(窓含む)のクリーニング

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壁

注意
高い場所(手が届かない場所)は脚立(必要なものb2)を使用して下さい。
無理な体勢は、転倒などの危険性があります。
また、床や浴槽に水分があると滑る危険性があるので、注意して作業しましょう!

アルカリを酸性で中和

床から50cm~1mくらいまで石鹸カスが付いている場合が多いので、スポンジ(b6)に酸性洗浄剤(事前準備d2)をつけて、その部分に塗って下さい。
この時点で汚れがとれて行きます。

中和してからアルカリで

その後、アルカリ洗浄剤用のスポンジ(b6)またはメラミンスポンジ(b5)にクレンザー(a4)を付けながら、上の写真のように円を描きながら下から上へ擦って下さい。
床から1m以上、天井までは、それほど石鹸カスが付着していないのでアルカリ洗浄剤用のスポンジ(b6)またはメラミンスポンジ(b5)にアルカリ洗浄剤(d1)を付けながら擦る事でキレイになります。
ただ、壁の素材がツルツルして光っているものは、クレンザーを使用すると傷が付く場合があるので目立たない所で試して下さい。
また、石鹸カス(白色または黄色)が多いタイルは、サンドペーパー(網目の#600が最適)b9)で擦るとキレイになります。
細かい部分は、アルカリ洗浄剤(d1)を付けながらブラシ(b7)で擦って下さい。
凹凸がある壁面などに黒カビが入っている場合は、漂白剤(d3)を刷毛で塗って下さい。
30分もすれば、キレイに落ちているはずです。

一度に壁全体をクリーニングするのではなく、パネル一面一面(ユニットバスの場合)または範囲を区切って下さい。
窓などのクリーニングも同様です。
面はスポンジ、細かい部分はブラシで。

流す

一面をクリーニングしたら、シャワー(水またはお湯)で洗い流します。

カビ

とれない「角のパッキンまたはコーキングのカビ」については「天井のクリーニング」で紹介していますので参照下さい。

ワンポイントアドバイス

垂染み防止

壁は、上から下へじゃなくて、下から上へが基本です。
上からクリーニングすると洗浄剤が垂れ、垂れた部分が目立ってしまう可能性があります。
これを垂染み(タレシミ)と言います。
下から上へクリーニングする事でその心配がありません。

すばやく

洗浄剤が乾かないうちに洗い流すのがコツですので、クリーニング範囲を区切りましょう!

中和してから

石鹸カスは、アルカリ性なので酸性洗浄剤で中和し中性にしてからアルカリ洗浄剤を使うと汚れが落ちやすくなります。

スポンジ

酸性洗浄剤用とアルカリ洗浄剤用でスポンジを分けて下さい。
一緒にすると中和され洗剤の効力がなくなってしまいます。
スポンジを手から離す時は、都度バケツの中に入れるように癖を付けて下さい。
なお、メラミンスポンジは、アルカリ洗浄剤用として下さい。

クレンザー

粉末状の重曹をスポンジに付けながら擦る事でクレンザー代わりになりますがクレンザーの方が強力です。

浴槽のクリーニング

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