ハウスクリーニングを日々実践している現役のプロが技術を伝授致します。

事前準備

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移動しよう!

浴室の中にある「シャンプー類」「植物」「タオル」「浴槽のふた」「椅子」など、クリーニング中に妨げになるものは、すべて浴室の外へ出しましょう!

浴室内に置いてある物

部分的にクリーニングする場合は、クリーニングの妨げになるものだけ移動しましょう!

外そう!

シャンプーなどの「小物置き」「照明カバー」「換気扇のカバー」など外せるものはなるべく外しておきましょう!

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・高所にあるパーツは、取り外す事が手間でも、取り付いたまま高所でクリーニングするより、取り外して床に置いてクリーニングした方が楽ですし、キレイになります。
・換気扇カバーの裏側は結構汚れています。
多くの換気扇カバーは、下方向へ引っぱると2本のハリガネのようなものが2箇所(合計4本)見えるので、その2本を持って握るようにし、もう片方の2本も同様にすれば外す事が出来ます。
・浴室乾燥機の場合は、ボルト四本で固定してあるものが多いのですが、そのボルトを外せば取り外す事が出来ます。
・照明カバーは、反時計回転方向へ回せば外れるものが殆どです。

外す時のアドバイス

ボルトなどを外す時は、事前に浴槽の栓をしておきましょう!
ボルトを誤って落とした場合、そのボルトが排水栓の中へ入らないように防止する為です。

抜こう!

浴槽の湯(水)は抜いておきましょう!

洗剤を作ろう!

アルカリ洗剤

アルカリ洗浄剤(d1)を作ります。
65℃以上の湯(ポットの湯など)をコップ一杯程度バケツ(容器)(必要なものb4)へ入れ、そこに重曹(a1)3スプーン程度を溶かします。その後、40℃程度の湯(浴室の湯など)を入れ1リットル程度に増やし、かき混ぜれば出来上がりです。

酸性洗剤

酸性洗浄剤(d2)を作ります。
別のバケツ(2つ目の容器)(b4)にクエン酸(a2)3スプーン程度と1リットル程度の湯(40℃程度の浴室の湯など)を入れ、かき混ぜれば出来上がりです。

漂白剤

漂白剤(d3)を作ります。
そのまた別のバケツ(3つ目の容器ですね)(b4)に酸素系漂白剤(a3)3スプーン程度と300ミリリットル程度の湯(40℃程度の浴室の湯など)を入れ、かき混ぜれば出来上がりです。

ワンポイントアドバイス

バケツ

バケツ(b4)は、それぞれ「アルカリ」「酸性」「漂白」等書いておくか、色を分けるとか洗浄剤を間違わないように工夫して下さい。

スポンジ

スポンジ(b6)も「アルカリ」「酸性」を間違わないように、手から離す時に、都度バケツに入れるようにして下さい。スポンジの色を分けるのも良いかもしれません。(例:酸性=ピンク、アルカリ性=水色)
ちなみに、漂白剤の塗布は「刷毛」(b11)を使用します。

アルカリ

重曹(炭酸水素ナトリウム)は、65℃以上のお湯で溶かすと炭酸ナトリウム(炭酸サーダ)に変化し、弱アルカリ性からアルカリ性へ、要はアルカリが強くなります。
ペーハ値は、約8phから約11phへ変化し、汚れが落ちやすくなります。

お湯

酸性洗浄剤や漂白剤もお湯で作る事で洗浄力がアップします。
※各洗浄剤が、不足したら同じ方法で作って下さい。

ゴム手袋

ゴム手袋(b1)は、
写真のように折っておいて下さい。tebukuro_s

ワンポイントアドバイス
ゴム手袋を折る理由は、肩より上に手をあげた時、洗浄剤や水が手袋を伝わって脇の下までツーっと流れるのを防止するためです。

着用

クリーニング中は、必ず、「バスブーツ」(b3)と「ゴム手袋」(b1)を着用しましょう!

作業手順

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